湘南新宿ラインの車両

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●はじめに
E231系 湘南新宿ラインでは、現在全ての運用でE231系を使用しています。
 以前は211系やE217系などの車両も使用されていましたが、2004年10月16日に行われたダイヤ改正で、湘南新宿ラインの全列車がE231系に統一されました。
 現在、宇都宮線〜横須賀線系統の列車は小山車両センター、高崎線〜東海道線系統の列車は国府津車両センターに所属する車両をそれぞれ使用しています。
 基本編成は10両編成となっており、運行する際にはその10両編成、もしくはそれに付属編成5両を連結した15両編成で運行されます。
 ※以下、このページにおいては、小山車両センターに所属する車両を小山車、国府津車両センターに所属する車両を国府津車と表記いたします。

●E231系概要
 老朽化が進んだ103系・113系・115系の置き換え用として、2000年(平成12年)3月から投入が開始されました。
 省エネルギー化と生産コスト、メンテナンスコストの大幅な削減を目的にJR東日本が1990年代に開発した「新系列車両」の技術に加え、運行制御システムへの新機軸の採用等も行われています。JR東日本と東急車輛製造が共同開発し、東急車輛の他に川崎重工業や自社の新津車両製作所でも製造されています。
 E231系は、車体形状や装備の違いにより、通勤タイプと近郊タイプの2つに大きく分けられますが、湘南新宿ラインで使用される車両は近郊タイプのE231系です。

●湘南新宿ラインにおけるE231系
 小田原・逗子側から1号車・2号車の順に、宇都宮・前橋側が10号車・15号車となっています。そのうち全列車の4号車・5号車に2階建てのグリーン車を連結しており、それ以外の車両が普通車となります。
グリーン車外観
▲グリーン車外観
グリーン車1階席
▲グリーン車1階席

 普通車のうち、小山車は1・2・14・15号車、国府津車は1・2・9・10・14・15号車がセミクロスシート車で、それ以外の車両がロングシート車となっています。セミクロスシート車とは、クロスシート(4人掛けのボックス席)とロングシートを組み合わせた車両です。

ロングシート車
▲ロングシート車
セミクロスシート車
▲セミクロスシート車

 なお、洋式トイレが小山車では1・5・6・11号車、国府津車では1・5・10・11号車に設置されています。また、8号車は冷房が弱く設定されている弱冷房車です。
 設備としては、普通車の各ドア上、グリーン車ではドアの横にLED表示器が設置されており、基本的に列車の行き先と次の停車駅案内が表示されます。なお、国府津車の全列車(一部の6・7号車を除く)と小山車の一部列車には2段式のLED表示器が導入されており、上記に加えて下段に運行情報やお知らせなどがスクロール表示されます。

車椅子対応トイレ
▲車椅子対応トイレ
2段式LED表示器
▲2段式LED表示器

●過去の使用車両
 こちらをご覧ください。

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